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2025.6.16 up

九州の家具メーカー、HIRASHIMAをご紹介

-soup. Life Store 

HIRASHIMA  

展示店舗 - soup. Life Store –

HIRASHIMA(ヒラシマ)は1988年福岡県大川市に誕生し、「心地よい緊張感漂うミニマルな造形を、素材感たっぷりに。」というコンセプトを掲げる家具ブランドです。

当初はNC加工(コンピュータで工作機械を制御して切削を行う加工方法)工場として生まれ、NCに必要な刃物の開発を自社独自に積極的に行い、そこで生まれた独創性と高い技術制度が認められ、様々な家具メーカーのパーツ加工に多く取り組んできました。

2002年よりオリジナルデザインによるものづくりがはじまり、NC工場として豊富な経験をもつHIRASHIMAは現在も鑿(ノミ)や鉋(カンナ)だけでなく、NCルーター(コンピュータにより数値を制御し材料の切断や掘削などを行う機械)も同じ大切な道具と考えています。職人気質なNCルーターの技術者(プログラマー)が豊富な知識と経験を駆使して、他社では難しいとされるデザインに挑戦し、納得いくまで試作と考察を繰り返しています。

ふと家具に触れた瞬間、さっと椅子に座った瞬間、確かな「品質」を感じられるよう素材選びはもちろんのこと、研磨技術にも一切妥協せず作られた家具は、日常では目の届かない細部にまで「美」を追求しています。

確かな「品質」と細やかな「美」はそのままお客様への「心地よさ」へと変わるもの。HIRASHIMAのいう「心地よさ」は単なる手触りの話ではなく、自分をワンランク上の大人へと導いてくれる日常の中にある「心地よい緊張感」。安らぎの空間の中に心地よい緊張感がもたらされることで、暮らしに上質なリズムが生まれます。緩急のバランスが絶妙に保たれた空間には、大人の佇まいが感じられる。それがHIRASHIMAが描く理想の空間です。

HIRASHIMAの家具には共通して「ミニマリズム」に通じる研ぎすまされた美しさがあり、その一方で空間に置かれたときに強い存在感を放つような「ダイナミズム」もあります。ミニマリズムと双璧をなすクラシカルな造形を一部に取り入れることで、空間に「モダニズム」「ハイグレード」な印象を与えています。そんなHIRASHIMAの独特の世界を創り上げるその象徴的な存在となるのが「節」。節有り材が醸し出すナチュラル感と優しさがミニマルな造形を素材感たっぷりに表現しているのです。

これらの条件を一つの形に集約させ、徹底的に「美」を貫く。それこそがHIRASHIMAのデザインコンセプトなのです。

 

・ミニマリズムとは・・・必要最低限のものだけで生活するライフスタイルや、装飾を排して本質的なものを追求する考え方です。
・ダイナミズムとは・・・力強さや活力、変化の勢いなどを意味する言葉です。
・モダニズムとは・・・現代の流行や感覚に合わせようとする傾向のことです。

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